クマ坊の日記

人材育成と本とサッカーが中心のブログです

人の成長は現場が7割!

どんな職業でも、一人前になるには時間がかかりますね。人の成長を研究している偉い学者さんによると、人の成長への影響力を全部で10と仮定すると。。。

 

現場での経験が7割影響すると言われています。経験を経て自分が成長するというのは、誰でも実感として共感できる数値ではないでしょうか。

 

経験の次に影響力があるのは、上司や先輩、師匠からの薫陶や指導です。成長に寄与する割合としては2割と言われています。

 

最後の1割が研修や勉強会です。私が生業としている研修は1割しか寄与しないんですね。

 

経験7割  薫陶2割 研修1割というのはあくまで平均で、職業や何を学ぶかで割合は当然変わります。とはいえ、経験が大きく人の成長しているには間違いありません。サッカー選手見ても、試合に出ないと上手くならないですよね。

 

しかし、経験すれば誰でも成長するかというと、そんなに単純でもありません。同じような経験をしても、伸びる人、伸びない人がいます。何故でしょう?

 

同じ経験をして伸びる人と、伸びない人の差の一つは「振り返る力」です。経験した時に、何が上手くいって、何が駄目だったのかを振り返る力。さらに、自分で振り返ったことを概念化する力も重要です。

 

何故、概念化する力が大切かと言うと全く同じシュチュエーションでなくとも、過去の経験から大事なポイントだけ抽出できると応用が効くからです。

 

教訓を抽出したら、実践で考えたことを試し、さらに修正していく。

 

経験→振り返り→概念化→実践を回すことで人は成長していくのです。これを「経験学習理論」と呼びます。

 

優秀な人は、このサイクルを早く深く回せる人です。例えばサッカー選手の中村俊輔は学生の頃からサッカーノートをつけていることで有名です。振り返る力も幼い頃から養ってきたのが一流選手の土台を形成したのではないでしょうか。大リーガーのイチロー選手も試合が終わった後に、道具の手入れをしながら、その日の全打席の全配球を振り返るそうです。中村選手やイチロー選手は1人でこのサイクルを回せるのが凄いんです。なかなか自分自身を客観的に振り返るというのは難しいから。

 

プライドや自信があるから客観視するのは難しいんです。私のように普通の人間は、他者と一緒に振り返ることで効果的だと言われています。だから、友人や家族や恋人、職場の同僚、先輩、上司など率直な意見を言ってくれる人はそれだけで成長するチャンスを持っているのだと思います。