クマ坊の日記

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横浜Fマリノス 快心の勝利と湘北高校

横浜Fマリノス浦和レッズに3対2の逆転勝ち!今年は違うという勝ち方。全員が持ち味を発揮した勝利でした。前半はマリノスの狙い通りの展開。私が期待していたバブンスキーが先制ゴール。バブンスキーは守備でも頑張っていた。もっと俺様トップ下系かと想像していましたが、その逆でとてもチームへの献身性がある堅実なプレイヤーですね。守備も頑張るし、技術もしっかりしている。ポジション取りもいいですね。今年のマリノスにフィットする選手です。

前半は守備もはまっていました。富樫をはじめ、全員守備に頑張っていた。狙い通りにはまった感じです。先制してから、飯倉がゴールキックを簡単に外に出したり、天野がなんでもない味方のパスを、不用意にロスするなど自ら試合のリズムを崩したところは少し嫌な感じがしました。まあ、でも若いチームだからしょうがないですね。

後半から浦和は前線のポジションチェンジを多用。マリノスの守備がはまらなくなってきます。バタバタしていると、苦手な関根にセンタリングを入れられ、中央でラファエル シルバに入れられ同点。そして立て続けに2点目も入れられて逆転。逆転される前に、学がGKの1対1で決められなかったので、ものすごく嫌な流れでした。

でも、まだ同点にはできると思い試合を見ていました。浦和はACLでオーストラリアに遠征していたばかり。試合終盤に足が止まるのではないかと考えていました。

 

同点ゴールを決めたのは、途中交代のウーゴ。ウーゴは途中出場だったけど、シュートシーンによく絡んでいました。まだ体調は万全ではないですが、マリノスが待ち望んでいたストライカーですね。同点ゴールの前に、マルティネスが体張ったのも良かった。CKの天純のキックも良かった。それまでずっと中澤とかファーを狙っていたと思います。あの時、ニアに蹴るとは思わなかった。駆け引きを考えていたんですかね。決めたウーゴも流石!

 

最後の逆転ゴールの前の飯倉のセービングもすごかった。あのセービングが逆転ゴールにつながった。学もしっかり周りが見れている。最後の最後で決めた前田だったのも良かった。交代選手が活躍すると盛り上がります。モンバエルツの交代采配が冴えまくっていましたね。前田も交代で入るときは、疲れが見えてきたマルティネスかと私は考えていました。ウーゴもまだフィットネスが万全でないと聞いていたので、交代で出すの早すぎないかと心配していました。モンバエルツ監督すいませんでした。

 

金井も良かったな。学とのコンビネーションは抜群でした。まさに阿吽の呼吸。学の活かし方を熟知していましたね。喜田も中盤の守備で抜群の存在感。松原は守備がまだまだ改善して欲しい。体のいれ方、ボールの奪い方はもっとできる。身体能力が高いのだから守備技術をもっと高めて欲しい。いいタイミングでオーバーラップしていたのは良かったです。ミロシュは前からのアグレッシブの守備は好感。ラインコントロールもこまめにしていた印象です。でも、まだ最終ラインとしての凄みは感じなかった。前線へのフィードももっとできると思います。富樫は前線の守備を頑張ってた。ポストプレーとかもだいぶ上達しているように感じました。シュートシーンはなかったけど、次回期待したいですね。

 

まあ、でもこの勝利は本当に大きい。全員で掴みとった勝利です。試合見ながら漫画スラムダンク湘北高校と、今年の横浜Fマリノスのチームがダブって見えました。荒削りだけど、すごく可能性を感じさせてくれるチームです。今日は祝杯だ!