クマ坊の日記

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新人には会議の議事録を任せるといいですよ

新人が職場に配属されると、仕事を覚えてもらうために色々な仕事をアサインすると思います。最初は簡単な作業から任せて、徐々に任せる範囲を増やしたり、難易度をあげていくのが一般的だと思います。

 

経験学習の知見では、学習者にとって難易度が50%ぐらいの仕事を与えるといいと言われています。簡単すぎず、かといって歯が立たないほど難しくはない。頑張ればできる仕事が与えられるといいです。そうそう都合のいい難易度の仕事ばかりではないと思いますが。

 

また、学習者にとって難易度が50%というのが意外に盲点になります。上司は新人の気持ちが分かりません。上司としては、これぐらいの仕事は任せられるだろうと判断したが、新人にとってはハードルが物凄く高かったというケースはよくあります。任せた後も、新人の反応をフォローしとくのが肝心です。管理職が新人につきっきりでフォローする時間はないので、OJTリーダーや職場のメンバーに見てもらい報告してもらうようにしましょう。

 

また経験は質より量をこの時期は優先してください。数と比例して仕事の習熟度はあがります。仕事の質もある程度のレベルまでは量に比例して上がってきます。

 

また、指導スタイルはコーチングよりティーチングが新人育成の初期は多くなります。新人は全てが初めての経験なので指導が多くなるのは当然です。ティーチングで情報を新人に沢山与えることは重要です。自分の仕事経験を振り返る時に、十分な情報を提供できてないと、振り返りが浅くなります。つまりは、自分で教訓抽出ができません。すると、ちょっと仕事が違うだけで応用ができなくなります。また、大切な情報は繰り返し伝えてください。教える立場からすると、「この前、教えただろう!」と突っ込みを入れたくなりますが、新人の理解力はそんなものです。理解力を確認するには、テストや質問を実施する。実技であれば自分が見ている前で、新人にやらせてみるのがいいですね。

 

新人に任せる仕事としては、会議の議事録もお勧めです。議事録を書かせる過程で仕事の前後の繋がりを理解できるようになります。議事録を完成させるために、分からなかったことは会議の参加者にヒアリングするようになります。ヒアリングを通して、普段話さない先輩とコミュニケーションも取るようになります。また、職場の課題を理解することで問題意識も芽生えます。是非、議事録を新人に任せてみてください。