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クマ坊の日記

人材育成と本とサッカーが中心のブログです

組織づくりの3条件とマネジメントの実際

今のポジションについて五年経ちました。毎年、この時期は組織づくりでバタバタします。異動が少なかったので、まだ今年は楽ですが。

 

教科書的には、組織を形成するには3つの条件が必要と言われています。第1に目的。第2に貢献意欲 第3に円滑なコミュニケーション。つまり、メンバーにとって魅力的な目標を掲げ、お互いが助けあい、円滑なコミュニケーションを行なうことで組織が成立すると考えられています。チェスターバーナードという学者さんが唱えており、経営管理の世界では有名です。

 

3つの要素が組織にとって重要なことは理解できますが、実際のマネジメントで実践するのは難しい。ビジネスの世界では、目標は数字になります。でも、数字だけでは人は動きません。仕事自体が面白かったり、意義を感じるようなものでなくてはいけません。そんな仕事ばかりじゃないのは百も承知ですが。仕事の意味づけをし、言語化できる力が管理職には求められます。

 

メンバーから貢献意欲を引き出すのも今は難しい。メンバー個々と話しあいながら決めていくのですが、どこまでストレッチさせることができるかが管理職の腕の見せ所。メンバーの話しを聞き過ぎると物分かりはいいけど結局は成果がでず、部下からすれば頼りない上司に映ります。逆に押しつけても、部下は動いてくれない。ここで重要なのは管理職の観察眼。部下はどんな仕事が得意でどんな仕事にモチベーションを感じるのか。上司が赴任したばかりだと、その匙加減がわからず苦労します。もう一つ大切なのは管理職自らが汗をかくこと。1人安全地帯から、部下に貢献意欲を求めるのは無理があります。部下もついていこうとは思いません。最近はプレイングマネジャーが多いですが、プレーを見せれるのはいい面もあると思います。まあ、自分がプレーしないと成果が上がらないので、実際はそんな余裕ない管理職が大半だと思いますが。前向きに捉えるなら、プレイングマネジャーだからこそ見せれるやり方もあるという事です。

 

コミュニケーションも色々な部下がいるから大変です。望ましいのは管理職に上がる前に、ポジションパワーに頼らない仕事経験があるといいです。例えば部門横断型の社内プロジェクトとか。前提条件やバックグランドが違う人達との仕事を通してコミュニケーション能力は上がります。

 

とにかく管理職は、コミュニケーションの引き出しを沢山つくることを意識しなければいけません。映画やドラマを観たり、小説を読むのもいいと思います。サッカーを見に行ってスタジアムでお気に入りのチームを仲間と応援して、喜怒哀楽を共有するのもおすすめです。子供で繋がった幼稚園のパパ友と飲むのもいいですよ。共働きで子育てするのも、コミュニケーション力を高めてくれます。子育ては本当に大変ですから。様々な人のブログを拝見するのも楽しくもあり勉強にもなります。会社と違った所で、人の感情の機微を感じる経験が巡り巡ってマネジメントにも役立つと私は信じています。