クマ坊の日記

人材育成と本とサッカーが中心のブログです

ベテラン社員のモチベーションを上げて欲しいと言われたが

最近、50代のベテラン社員でローパフォーマーのモチベーションを研修であげて欲しいという相談を受けることが多い。特に従業員数が多い大企業から。ベテラン社員といっても優秀な人もいれば、そうでない人もいるのでベテラン社員で括るのは非常に乱暴なのですが、共通して50歳〜55歳ぐらいが対象として遡上にあがる。さらに突っ込んで話を聞くと、決して仕事をサボるとか、仕事をしないとかいうことではないが、高い給料を考えるともっと仕事して欲しいということらしい。

 

要は高い給料に見合ったパフォーマンスができていない。そして再雇用制度を考えると現在のパフォーマンスであと10年、15年も同じように働いてもらっては困るというのが本音。さらに大企業はそのようなパフォーマンスの人間が職場に増えていくと、他のメンバーにも悪い影響を与えることを危惧しています。

 

そもそも人のモチベーションを他人がどうこうすることはできないし、ましてや1日、2日の研修で変わるよな魔法の杖はないので基本的には依頼はお断りしています。

 

このような社員の問題で悩んでいるの企業に対しては、日々のマネジメントや人事施策で会社からの期待を発信しつづけていくことが大切だとお伝えしています。具体的には、管理職による日常指導や評価面談でのフィードバック。もちろん、そのような施策を講じても、変わらない社員は変わりません。しかし、ゴネ得の社員を許さない。フリーライドする社員は歓迎しないことを社内に示すことが重要です。そうしないと、真面目に頑張って働いている社員のモチベーションが低下します。頑張るのがバカバカしく感じるようにさせてはいけません。

 

マネジメントに魔法の杖はありません。地道なマネジメントの積み重ねが強固な組織風土や働きがいのある職場づくりにつながるのだと思います。ローマは1日してならずですね。